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ブルーベリージャム

 夏、庭に植えたブルーベリーの実が色づき始めました。さあ、そろそろ収穫かな?と思い次の日見てみると、半分かじられた跡が(ToT)。熟して黒くなったものから、一粒残らず、半分かじられている。全部食べるならまだしも、「半分かじる」というのはいったいどういうことなのでしょう。犯人は誰だ?春からこの木に住み着いているアマガエル君か?虫か?一番怪しいのは野鳥でしょう。ブルーベリーの木から鳥が飛び立つのを何度か見かけました。実をつついて、中の果肉だけを食べているようです。前の工房では防鳥ネットなどしなくても全く食べられたことはなかったのですが、現在の工房は近くに大きな森がないので、鳥の餌が乏しいのかもしれません。しかしながら、私の大事なアントシアニンを全て食べられてしまうのを、指をくわえて見ているわけにはいきません。早速ホームセンターで防鳥ネットを購入。木々をネットで覆いました。まだ若木なので難なく終了。覆っている最中に、上空の方から

「何すんねーん。やめい。やめい。」

と抗議の声をあげて鳴く、鳥の声がしていて、振り返ってみるとそれはオナガドリでした。現在の工房は、住宅がほどよく並んだ地区なのですが、山ではあまり見かけなかったこのオナガドリをよく見かけます。民家に住むんですかね?

「ごめんねー。他のエサ探してねー。」

 それからは、防鳥ネットのおかげでブルーベリーは順調に黒く熟していきました。植え替えたばかりなので、例年より、小粒です。(水が足りなかったのかもしれません。)それに、防鳥ネットがあると収穫しにくいですね(^^ゞ。少しずつ収穫して、洗って袋に入れて冷凍します。最近はジャムにせずに冷凍のままヨーグルトにコロコロ入れて食べていたのですが、ご近所様やこがちょもさんからもブルーベリーをいただき、それなりの量に達したので今回はジャムを作りました。砂糖はキビ砂糖を少なめに入れます。あまり入れると、日持ちはするのですが、甘すぎてブルーベリーの味が感じにくくなります。

 土鍋に凍ったブルーベリーと砂糖を入れしばらく置きます。中火にかけ、沸騰してきたらクツクツいうくらいの弱火にします。丁寧に灰汁をすくいながら煮詰めていきます。ブルーベリーもゆず同様ペクチンが豊富なので、ある程度汁気を残して火を止め、レモン半分の果汁を加えてまぜます。煮沸した瓶にジャムを口より少し少な目に入れ、何度かトントンと台の上でバウンドさせて中の空気を抜きます。蓋をして冷ましたら、冷凍庫に保存。一瓶ずつ冷蔵庫で解凍して使います。

 

(注)私のジャムの作り方は砂糖少なめで、さらに冷凍保存するため、かなりおおざっぱな容器保存のやり方です。

   常温保存する方は、脱気など正しいやり方を行ってくださいね。

 

 

 

2018年10月04日

シソの実の佃煮

 前の工房の庭に天道生えしていたシソ。今年の初夏、住まなくなった庭の手入れのために全部抜いてしまったのですが、捨ててしまうのももったいないので数本持ち帰り、今の工房の庭に植えました。芽吹きの頃は1センチくらいの頼りないものでしたが、グングン大きくなり、1メートル以上に成長しました。夏は麺類の薬味やサラダに入れたり、シソ餃子を作ったり、色々使えてほんとに重宝です。無農薬なので安心。それはそうと、意外とバッタがシソを好んで食べるのには驚きです。こんなにアクが強いものを食べるとは。このバッタ、きっと食べたらシソの味がするに違いないです(食べませんが)。隣に植えたブルーベリーには一切口を付けないところをみると、やはり木の葉は堅いのですかね。

 そんなシソも白い花をつけ始め、秋の深まりを感じていたのが数日前のことです。早くも白い花は落ちてきて、シソの実の収穫時期となりました。遡ること9年ほど前、前の工房でなじみの「ヤクルトさん」に、「シソの実が食べごろですね」と教えてもらい、シソの実が食べられることを知りました。早速シソの穂の根元から人差し指と親指でしごいて「粒」のみ収穫。

 独立してからしばらくは、ネットはもちろんテレビすらなく、「情報はラジオから」というまるで昭和初期のような生活を送っていたので、シソの実の佃煮の詳しい作り方がわからず、とりあえず聞きかじった「シソの実を洗って醤油に漬け込む」というごく簡単なものを作ってみました。結果、どうも私にはアクが強すぎてなじめませんでした。アクを取るのに一度煮こぼすとよいと知ってそれも試してみたのですが、煮こぼすとシソ独特のあの香りがほとんど感じられなくなりました(ToT)。それ以降は「よく水洗いしたシソの実を数分炒めて調味料を入れ、煮汁がなくなるまで煮て、最後に塩昆布をからめる。」という作り方におさまりました。火を通しているので日持ちしますし、アクも強くなく、シソの香りも楽しめます。(もちろん生で漬け込んだほうが香りはいいですけどね。)

 やってみて分かったのですが、花が数個残っているくらいのものがベストな収穫時期のようです。花が多く残っているとやわらかいものの、シソの実のプチプチ感がなく、逆に花が全部落ちて種が成長したものは、ずばり堅い!種そのものです!それと、穂の先のほうでも、少しでも「軸」が残っていると食感が悪くなます。そして、収穫時、手袋をしないとアクで指が真っ黒になることにも注意ですね(>_<)。忘れっぽい私は毎年のように指を黒くしてしまいます(;一_一)。数日取れません(T_T)。

 今年も、中ザル2杯分のシソの実を収穫。キッチンで一掬いずつ、軸や虫、ゴミが入っていないか確認して別のボールに移していきます。最後のほうになって

「うひゃっっっ!!!」

 ザルの底にうごめく黒いものが!!

 何かの幼虫です。。ミノムシの幼虫のようなフニフニしているそれは、ザルの穴から逃れようと必死にもがいています。しかし!2ミリほどのザルの穴に胴体がひっかかり、体のちょうど半分のところで前にも後ろにも行けずフニフニフニジタバタするばかり。

・・・・これを私にどうせよと?・・・・

①頭・尾を押して救出を試みる。

②引っ張って救出を試みる。

③つ●して見なかったことにする。

  …どうなったかはご想像にお任せします( ̄∀ ̄)。

 思いがけない事態が発生したものの、その後はつつがなく作業を終え、シソの実の佃煮が完成いたしました。ザル2杯分のシソの実は、どんぶり1杯分になりました。半分はおすそ分け。しばらくはご飯のおともや薬味代わりに楽しめそうです(^O^)

 

 

《追記》

 小学生低学年の頃に授業で「カラフルミノムシをつくる」という実験をしました。ミノムシの『ミノ』をハサミで切って幼虫を取り出し、色紙を細かく刻んだ中に移して一晩置くと、色紙を身にまとったカラフルミノムシができるというものです。この実験に一体何の意味があるのかは深く考えることなく、言われるがまま、みんなで実験に臨みました。各々捕まえてきたミノムシのミノを注意深く切り、幼虫を取り出します。フニフニのスベスベ。ミノ自体は思いのほか頑丈で、小学生用の先のまるいハサミでは非常に切りにくかったことを覚えています。好きな色の色紙を切ったり、ちぎったりしたものを、透明のカップに入れ、その上に黒いやわらかい幼虫を乗せると、すぐに糸を出して色紙を器用に体に巻き付け始めるものもいれば、じっとして動かないものもいました。フニフニ達が糸を出して色紙を巻きつけていくその姿に、一同歓喜の声をあげたものです。そのまま、空気穴を開けた蓋をして下校。

 翌日、カラフルなミノムシ達が容器から脱走し、教室の白い天井から色鮮やかにぶら下がっていた光景は、赤子をあやす吊り下げのおもちゃのようでした。完成したカラフルミノムシは、学校敷地内の林に放たれ、しばらくは緑の中に色とりどりのドット柄を見せていましたが、いつのまにか気づけばいなくなっていました。成虫になったのか、その派手な容姿が天敵の目にとまってしまったのかは、今となってはわかりません。

 昔はいっぱいいたミノムシ。最近では本当に見なくなってしまいましたね。

 

 調べてみると、ミノムシは外来種のヤドリバエに寄生されて数が激減しているそうで、自治体によっては絶滅危惧種になっていました(ToT)。生態系、身近なところで変わっていますね。また、幼虫は成虫になるまでに脱皮を繰り返すらしいので、小さくなったミノは作り変えられていくようです。

 

 

 くーちゃんは、生後4か月くらいの時に避妊手術をしました。その際、動物病院の先生に「タオル一枚持ってきてね。」と言われ、手術に使うのかなと思い、粗品タオルを持っていきました。術後に迎えに行くと、そのタオルが縫い合わされて「衣服」になっているではないですか。手術の縫い痕をなめたりしないようにタオル服で覆って保護するためで、エリザベスカラーをつけるよりも子猫のストレスが軽減されるとのことでした。目から鱗。衣服になるんだったらもっとかわいい柄のタオルを用意してあげればよかった、と軽く後悔したものです(^^ゞ。この粗品タオルに比べ、くーちゃんは大きかったようで、タオル服はムチムチ、「ミノムシ」というより「ボンレスハム」に近かったです(*^_^*)。

 

2018年10月04日

くーちゃん新居録⑤

 先にも書いたように、私は猫好きではありますが「猫アレルギー持ち」です。また、卵白アレルギーや、花粉症持ちでもあります。子どもの頃は、ハゼに触ろうが、草むらを転がり回ろうがカブれたことなどなかったのに、随分と軟弱になったものです。

 そんな私に似てなのか(いや血は繋がってないですけど)、くーちゃんもアレルギー持ちです。判明したのは、初めて家に迎えて最初のワクチン接種の時。五種混合ワクチンを動物病院で打ってもらい、帰宅。しばらくするとくーちゃんの様子に異変が。しきりにかゆがり、耳や首をカシカシ掻き続けるのです。耳を赤くして「うにゃ、うにゃにゃ~。(かゆい~かゆいにゃ~っ)」と困ったような顔です。

(いかん。この子、ワクチンアレルギーだ(>_<))

 稀にアレルギーの子がいると説明を受けていたので、すぐに動物病院に電話しました。眼が充血していないか聞かれ、確認すると充血はしておらず、しばらく様子を見るよう言われました。幸い夜には容体は落ち着き、病院の先生からは、  

「来年予防接種するときは注意が必要だよ。ワクチン接種によるアナフェラキシーショックが起きるかもしれないから。次ワクチン接種の時、『アレルギー反応があった』って言ってね。」と、説明がありました。

 以来、五種ワクチンではなく、三種ワクチンを打っています。五種に含まれる成分がアレルギーを誘発してしまうことが多いらしいのです。完全な家猫だったら三種ワクチンでも問題ないと言われました。家猫は他の猫との接触による感染の確率が低いからということなのでしょうが、外では猫白血病や猫エイズなど病気が広がっているので、「脱走には、より注意しなくては!!」と、決意を新たにする私でした。

2018年09月23日

くーちゃん新居録④

 《くーちゃん脱走癖》

 元保護猫くーちゃん。幼い頃の記憶に「外の世界の広さ」を覚えているようで、引き戸を自分で開けられるようになってからは、度々家の外へ脱走を繰り返すようになりました。旧工房の前はすぐに道路。田舎道とはいえ日中はトラックが通ることもあり危険です。

 

 ちなみに、旧工房に越してから一番最初に保護した猫は、真夜中に私の家の前に捨てられ、しかも捨てたと思われるその車にひかれてしまったようで(というのも、車が急発進した音の直後に鳴き叫ぶ子猫の声が聞こえ始めたから)、左前足が皮一枚で繋がっている状態でした。その直前、義肢の仕事をしている方と「猫用の義肢」について電話で話したばかりだったので、その猫を見た瞬間に「これは・・・」と冷や汗をかいたのを覚えています。

 もう日付が変わろうとしていたのですが、当時なじみの動物病院の先生にお電話したところ、こころよく「すぐに連れてきてください。」と言ってくださったので、段ボール箱にその子を入れて動物病院に連れて行きました。即入院し、「全身打撲で内出血している可能性が高いので、急に容体が悪くなり、朝までもたないかも」とも言われました。それでも一縷の望みに賭け、次の日はその子を飼う準備のため、師匠である佐伯先生にお願いして、使わなくなっていた猫用具一式をもらってきたのですが、家に帰ると、動物病院からその子猫が亡くなったという知らせを受けました。小さな箱に納まった茶トラ柄の女の子は「ミサちゃん」と名付けられ、天国に旅立って行きました。

 

 とまぁ、何とも悲しい思い出があるので、危険な「脱走」はご法度なのです!なのに親の心子知らず。あらゆる網戸に「網戸用赤ちゃんロック」を付けて網戸が開かないようにしても、うっかりロックを掛け忘れたところを目ざとく探し出して逃走!どうやら、毎朝毎夕、片っ端から網戸が開く場所がないかパトロールしているのです(>_<)

 そして、何か家が静かだなー。という時ははっと思い出し、

「くーちゃーん!!!」と大声で呼んでみると、

・・・・・・チリンチリン・・カコンッ(散水栓の鉄蓋を踏む音)・・チリンチリン・・・

 ・・外から聞きなれた鈴の音が(汗)。 

 大抵、そう遠くには行かず、家の周りをぐるぐるしているのですが、一度お隣さんのお庭に入り込んで、行ったはいいものの帰れなくなり「にゃーにゃー」鳴いていたこともありました。その際も無事保護できましたが、あまり遠くには行かないでほしい~(=_=) 見つけるまで気が気ではありません。

 新しい家はスライドする窓が少ないので、今のところ脱走はされていません(^O^)。スライドしない戸を必死に開けようとする姿が健気です( ̄∀ ̄)。きっと今日も人知れず脱走の機会をうかがっているに違いないです。

2018年09月22日

シクラメン植替え

 夏の間、外の日陰に休ませていたシクラメンの株が、9月になって芽を出し始めたので、鉢の植替えをしました。

 1年で結構大きくなったので一回り大きな鉢に植替えです。根がギッチリと伸びていて、なかなか鉢から出せなかったのですが、ゴムハンマーで鉢底を叩いて何とか取り出しに成功。根を優しくほどいて3分の2ほどをカット。鉢に鉢底石とシクラメン用の土を入れ、株をのせます。株が動かないように手で固定しつつ、株の周りに土を入れ、棒でサクサクつつきながら土をしめていきます。株の3分の1が表面に出るくらいまで土を入れれば完了です。

 たっぷりお水をあげて明るい日陰に移しました。もう少し日中の日差しがやさしくなって夜の冷え込みがきつくなったら家の中に移します。今年もきれいに咲くといいな(^◇^)

 くーちゃんはシクラメンをかじらないので、そのまま飾っていますが、シクラメンは実は猫にとっては食べると毒なので、置く際は注意が必要です。ちなみにくーちゃんがうちに来て数年は、用心のためシクラメンは柵の中に入れていました。

 

2018年09月21日

くーちゃん新居録③

 日がな一日、自由気ままによく寝るくーちゃんですが、夜寝る際は、少々こつが必要です。たいていは、私が寝ようとすると、数分もしないうちに「にゃーにゃーにゃー」。「部屋に入れて攻撃」が始まります。放っておくと自分で引き戸に爪をひっかけて器用に開けて入ってきます。

 猫好きの私ですが、いかんせん「猫アレルギー」持ち。猫と一緒に寝るのはあまり好ましくないのです。(それでも冬は一緒に寝ちゃいますけどね(^v^))

 部屋に入ってきたくーちゃんを捕獲して、”なでんこなでんこ”してあげてから、猫部屋にある猫ベットに寝せ、すかさずくーちゃんお気に入りのブランケットを被せ、その状態でしばらくまた”なでんこなでんこ”。くーちゃんがごろごろ喉を鳴らせて、ブランケットふみふみして、横になれば大丈夫です。

くーちゃんご就寝完了、ミッションコンプリートです(●^o^●)

おおよそ朝までぐっすりです。

 また、作業場で夜遅くまでロクロをひいていたりしていると、やたらと鳴いてくることがあります。

「ぐずり」通称「眠いにゃー。」です。寝ればよろしい。と毎回思うのですが、甘えられると何とかしてあげたくなるのが、親心。(親バカ?)

 そんな時は背もたれ付きの作業チェアにブランケットで「テント」を作ってあげると、あら不思議。くーちゃんがまるで吸い込まれるようにその中に入り込んで”ふみふみごろごろ”です。ちなみに「テント」とは、背もたれにブランケットを掛けて座面に暗い空間を作っただけのものです。もぐるの大好きくーちゃん、でした。

 「ふかふかブランケット」

 これさえあればくーちゃんの心の平和は守られる。・・に違いない。(夏および来客時を除く。)

もふもふさいこー


2018年09月21日

くーちゃん新居録②

 さて、世田谷からはるばるやってきたくーちゃん。ようやく家(旧工房)にも慣れてきて、二階だけではなく一階の工房にも出入りするようになりました。子猫は危険です。何をするかわかりません。しかし、陶芸を生業にしている以上、早い時期から慣れてもらったほうが長い目で見ればいいに違いありません。

 粘土をこねこね。ロクロを回し始めます。

 ロクロスペースの台に乗ってしげしげと作業を見つめるくーちゃん。

 伸びては縮み伸びては縮み。(←土殺し作業)

 塊からふくらみ開き、切る。(←飯碗)

 「触っちゃだめだかんね」

ロクロをひき続ける私。手板がいっぱいになろうとしたその時、ふと見るとくーちゃんが飯碗を“ふにっ”とタッチ。

(」゜Д゜)」っつつ

「ダメ―――――っっ(((>▲<)))」

 思わず大声を上げてしまいました。びっくりしたくーちゃんは驚いた拍子にさらに2、3個ひっくり返して逃げて行ってしまいました。

 まあ、こんな調子で最初はよく壊されましたよ。でも猫だって学ぶんです。今では「だめ」を覚えましたし、作品には触っちゃいけないとちゃんと理解しているようです。ただ、作品をくるんでいるビニールはいくら言ってもかじってしまいます。「だめっ」といったその時は止めるんですがねえ。これは学びませんねえ。

 当時はロクロをひいていると、よくくーちゃんが首後ろの付け根あたりに乗ってきました。前かがみなので、非常に負荷がかかりますが、猫好きにはたまらないひと時です。体をひねると降りてくれます。今では肩に乗らずにロクロに置いている桶にはまってウトウトするばかりです。(ブログの一番最初の写真参照)

 机に突っ伏しているときも、気づくと首後ろにくーちゃんが乗っていて、その重さで眼球が圧迫されていることが多々ありました。うれしいけれど網膜剥離になりそうだから勘弁してちょ(汗)。

 

 

2018年09月21日

くーちゃん新居録①

1月末に芳賀町に引っ越してきて早半年がたちました。引っ越し作業と工房の棚作りや個展の制作やらで怒涛の半年でした。ブログもぴったりと更新が止まる始末・・・。久しぶりの再開です。

 引っ越しですが、工房猫くーちゃんも住み慣れた前の工房から、全く知らない新居に連れてこられて、おっかなびっくり。猫ハウスから一歩も出てこない日々がしばらく続きました。そんなくーちゃんの新居録を書いてみようと思います。

 《そもそも初顔合わせ》

 「猫は家につく」ともいわれ、知らない場所に連れてこられるのは最もストレスになり、病気になる子もいると聞きます。特にくーちゃんはかなりのビビり屋さんで人になかなかなつかない。

 思えば2013年の秋に、友人の紹介でうちに迎えることとなった世田谷生まれの保護猫くーちゃん。実は一度他の里親さんのところに迎えられたものの、そこの先住猫さんとうまくいかずに出戻った子でした。はじめに里親募集の連絡を受けたときは、私も個展中でしたし、東京まで迎えに行くのも大変かなと思い一度はお断りしたのですが、連絡を受けた日が前に飼っていた愛猫の命日だったということに深く縁を感じて、迎えることを決めました。

 送ってもらった写メでは、茶トラ柄の兄弟猫の一番後ろに隠れるように不安そうに耳を伏せてこちらを窺うサバトラ白柄の子猫。一目でむねきゅんです。友人に仲介していただき、保護されている方に連絡を取りました。個展後、世田谷最寄り駅で初顔合わせ。保護者さんたちはとても良い方々でした(猫用おもちゃをありがとうございました(^o^)/)。先に送っていたキャリーケースにくーちゃんを入れてもらっていたので、そのままケースごと受け取り帰宅。ケースの奥のほうでおびえるように固まっているくーちゃん。栃木の家は遠い。道中くーちゃんは実に静かなものでした。

 家に着き、ひとまず二階の猫部屋にキャリーを置き、

ドア オープン!

 さあさあ、ここが新しいあなたのお家ですよ~。にこやかに出てくるのを待つ私。

・・・し~ん・・・

あれ?着きましたよ~。とキャリーを覗き込むと、

「シャ―――――ッッッ」←般若の形相

威嚇されてしまいました(T△T)

 しばらくそっとしておこうと思ったものの、もうかなり冷え込みが気になる季節。冷えは子猫の天敵。キャリーの近くにホットカーペット入りのフカフカ猫ハウスを設置。移動を促すも引き続き般若の形相で断固拒否。仕方なく引っ掻かれるのを覚悟でくーちゃんをつかみ猫ハウスに移動。少し離れたところに猫トイレを置き、保護者さんから受け渡しの時にもらっていた、くーちゃんの使っていたトイレの猫砂をにおいつけのため入れておきます。餌と水をハウス前に用意して私は退却。結局、初日はハウスから出てくることはありませんでした。

 翌日、様子を窺うとまた「般若の形相」(ToT)、餌を食べた形跡はなし。トイレには行ったもよう。

 お腹がすけば食べるだろうと退却。

 お昼に様子見。餌を食べる気配すらなし。もう生後4か月は経っていると思われるので、「カリカリ」を食べられるはずなのですが。ウエット食をあげてもこちらをにらむばかり。むむむ。

 以前自分が保護した猫は皆お腹を空かせていたので食欲旺盛でうにゃうにゃいいながら食べたものですが、食に興味を示さない子は初めてです。連れてこられたのがよほどショックだったのと、私のことを不信がっているのがわかります。とはいえ二日食べないとなるとこちらも心配になります。食べない子はどんどん体力を失います。

 そこで、動物病院さんで以前もらった針無し注射器登場!いざごはんタイム。引っ掻かれながらもハウスからくーちゃんを出し、座らせるような形に左手でホールド。上を向かせ、少しずつ注射器に詰めたウエット食を口の端から流し込みます。…食べる食べる。口に入れさえすれば食べることが判明。ほっと一息です。ウエット食は水分も摂れるので重宝しますが、栄養があまり摂れないのでできれば「カリカリ」を早く食べれるようになってほしいところ。

 1週間くらいそんな食生活が続きました。

 ある夜、一階の工房で作業をしていたら、二階から激しくどったんばったんする音が。

「?」と思い耳を澄ますと、

ととととととと。ばりっどーん!だん!とととととととと。

 どうやら一人運動会を始めたようです。こっそり見に行くと、気配に気づいてハウスに隠れてしまいました。

 次の朝、様子を見に行くと何と!用意していた「カリカリ」が減っていたのです\(^O^)/!それはそれはうれしい出来事でありました。

 それからは、猫じゃらしやリボン付きの紐などでハウスからくーちゃんを誘い出すことに成功!

 一時はどうなることかと思いましたが、少しづつですが、くーちゃんは心を開いていってくれました。 

 

2018年09月21日

栃木県芳賀町に工房を移転しました

 栃木県芳賀町に新しい工房を構え、引っ越しました。というか、まだまだ引っ越し真っ最中です。

 毎日、前の工房と新しい工房を、行ったり来たりしています。窯も先日移築が完了しました。

 新しい環境で心機一転、良いものを作っていきたいと思います。とはいえ前の工房から車で15分も離れていないのと、弟子入り中の7年半、この芳賀町に住んでいたので、「帰ってきました~芳賀町」という感覚のほうが大きいですね(^O^)。

2018年02月12日

「陶遊No.164号」に掲載

 「Information」でも書いた通り、「陶遊No.164号」に掲載されます。

 毎回一人の作家さんが紹介される「ニューウェーブたちの肖像」という特集があり、その第11回目の作家として取り上げていただけることとなりました。

 象嵌との出会いや、象嵌に対する私の思い、制作における姿勢などを写真とともに紹介いただいております。

 取材当時は個展の後だったため、自宅にはほとんど作品がなく、お客様に作品をお借りしてきての撮影になりました。

 作品を快くお貸しくださった皆様、本当にありがとうございました。お借りできたおかげで、ホームページ用にも自分できちんとした写真を撮り直すことができました(^◇^)大変助かりました。

 実はホームページを立ち上げるきっかけになったのも、この取材です。
 
 これまでの私は、機械ものが苦手で、さらに、使える時間はできる限り制作に充てたいと考えていたこともあり、ついついホームページの制作を先延ばしにしていました。ネット環境が整ったのもここ数年のことで、独立して5年ほどはネットのないアナログ生活を送っていたことも要因としてあります。テレビすらないのには周囲も驚いていましたね(^_^;)

 しかし、

「このネット社会において、ものづくりを生業としているのに、自ら情報を発信しないやり方は、これからはもう通用しないよ。」

と編集長さんにアドバイスをいただき、

一念発起!!!\(☆o☆)/

        ↓

        ↓   

      なんと!!  

        ↓

        ↓

      まさかの!!

        ↓

        ↓

       必殺!!

        ↓

        ↓

旦那にホームページ作りを丸投げーーーー!!!

 

 ザ!他力本願!

  いいえ!

 適材適所ですっ!

  写真撮影以外、サイトの大枠は旦那に作ってもらいました((^_^;))感謝感謝。

 

 そんなこんなで、編集長さんのアドバイスのおかげもあり、何とかホームページを立ち上げることができました。

 ご助言に感謝ですm(_ _)m。また、原稿校正などでも大変お世話になりました。出版を楽しみにしております。

 皆様もぜひお手に取ってみてくださいね(^O^)

あなたは大暴れしてたので撮れませんでした(笑)

 
2017年12月12日

肉じゃが伝説

 

 お世話になっていた佐伯守美先生の工房では、当時弟子が全員住込みだったため、食事も私たち弟子が作ることが多かったです。 

 しかし、私はというと、弟子入りしたばかりの頃は料理といえば肉じゃがしか作れず、他の先輩弟子さんたちがお休みで不在の日曜日の夕食は、決まって私がその唯一作れる肉じゃがを作っていました。 

 「また肉じゃが?」

 さらに実家では、ものすごく薄味だった私。

 「味噌汁が激うす!!」

 よく言われたものです。見かねた先生が違う料理を作ってくれることもありました(^^ゞ)

 「ほんと最初の頃は肉じゃがばかり作ってたよね」

 16年以上たった今でも、当時のことをからかわれます(笑) 

 ちなみに先生は学生時代に中華料理店でバイトされていた経験があり、料理は大得意です。自ら腕を振るってホームパーティーをすることもしばしば。そんなこともあり、工房のキッチンには業務用のコンロが備え付けられています。初めてそれを見たときは「なぜに業務仕様?」と不思議に思ったものですが、数人で同時にキッチンを使うと確かに火の数が必要です。

 工房で料理・お菓子つくりのイロハを教わり、おかげさまで今では人並み程度には作れるようになりました。味は今でも薄いですが・・・(笑)

 陶芸の修行のために弟子入りしたつもりが、よい花嫁修業にもなりましたね(>▽<)一石二鳥♪(^◇^)♪

   

       ああっ、それは内緒にしてたのにっっ((>◇<))

 

2017年12月08日

ゆずジャム


 茂木町の「菓子処いい村」さんのところに和菓子を買いに行きました。

 実は私、甘い物が大好き♡

 しかし数年前に突如として卵白アレルギーを発症してからは、ほとんどの洋菓子が食べれなくなってしまったのです。なので甘いものはもっぱら和菓子中心。和菓子大好きでよかった―(^O^)

 いい村さんの和菓子はとてもおいしいので、何かにつけて買いに行きます。この日も手土産用に購入。

 今はこの季節限定、「羽二重(はぶたえ)ブルーベリーチーズ」。これを食べないことには冬の到来はありえません。

 人気なので午後には売り切れのこともしばしば。この日もしっかり予約していきました。

 真っ白いふわっふわのお餅にくるまれたクリームチーズとブルーベリージャム、そして甘さ控えめの上品な餡子が絶妙のバランス!

 一番初めに食べたときは、そのやわらかさにびっくり!思わず

「むはーーーっ!!何だこれはーーー!!(◎o◎)!!」

「新・食・感ーーーーーー\(>o<)/」

 と、口の周りが白くなっているのも忘れてつい叫んでしまったほど。

 以来忘れられず、毎年買いに行くようになりました。

 初めて食べる方は、皆同じように声を上げられます。(←いろんな方に食べていただきました(^O^))

 もう少ししたら、この季節限定の羽二重は「羽二重イチゴ」に変わります。これまたイチゴのさわやかな酸味と餡子とのハーモニーが格別です!!

 さて、愛しの羽二重をゲットしてウキウキで帰ろうとしたときに、

「ゆずいらない?」

 と聞かれました。

「ゆず!?」

 目がキラーンとする私(☆▽☆)

 見ると業務用の大きなボールの中に、外皮が薄くむかれたゆずがどっさり。どうやら外皮だけ何かに使ったらしい。

「ポン酢とかにできるから。」

 と言って、その半分をビニールに入れてくれました。およそ2キロ強。さわやかな香りがします。

 菓子処いい村さんのある茂木町では、ゆずが名産でたくさん採れます。あ、ゆず羊羹もおいしいですよ(^◇^)さらに羊羹ついでに書くなら、今の季節限定「栗蒸し羊羹」も独特のむっちりした食感がたまらなくおいしくておすすめ!

 さて、甘いもの好きの私。食べるならポン酢よりジャムがいい。

 いやいや、すっぱいものも体にいいので好きですよ。実は毎年、九州の実家の母が、家で採れた「かぼす」をたくさん送ってくれるので「かぼす果汁」が冷凍庫にいっぱい入っているのです。普段からお酢代わりに使っています。

 それにゆずは、ジャムにすると種以外余すところなく食べられるのです。種もペクチンがいっぱい含まれているので一緒に煮だして、「とろみ」を抽出します。(←弟子入り時代の先輩である「こがちょもさん」から教わりました。私の中では「姐さん」的存在)

 しかしさすがに量が多い。この時はちょうど作品の納期前で、とてもジャムを作る時間が取れない。(←言い訳するようですが、お菓子を買いに行ったのは手土産用が必要だったからです(^_^;))

 しかもキッチンには、「庭でたくさん採れたから」と、数日前に知り合いの方に頂いた、これまた段ボールいっぱいのキウイ(こちらは4キロはありそう。)があり、置くスペースもない。仕方がないので仕事が一段落するまでゆずは冷蔵庫でお眠りになっていだだくことに。

次の日、(キウイってジャムになるのかな?)などと思案していた、ちょうどその時に「こがちょもさん」がやってきました。

 ここぞとばかりにおすそ分け♪

 

キウイ、どーん。

ゆず、どーん。

 

多っ と、こがちょもさん。

「これでも半分です」 と私。

 疑問に思っていたことを聞くと、

「キウイはペクチンが少ないから煮るとサラサラになっちゃうよ。」

 さすが『食材オタク』を自負するこがちょもさん。調理師免許を持つ陶芸家。投げれば即、回答が返ってきました。

 ペクチン豊富なゆずと一緒にジャムにするという手もあるそうですが、キウイは追熟を気長に待つことにします(^ω^)

 余談ですが、ゆずジャムの作り方に限らず、料理全般そのほとんどを、弟子入り中にこがちょもさんから教わりました。こがちょもさんのご飯は最高においしいです(^O^) 

 後日、作品の納品を無事に終え、いざジャム作り♪

 とはいえ、外皮を薄くむかれたこのゆずたち。どんなふうに仕上がるんだろう。どきどきしながらもレシピ通りに工程を進めていきます。

 結果から言えば、大変おいしいジャムが出来上がりました!

 外皮の無い白い「わた」が全部とけてなくなるのかな?と思っていたのですが、とけずに形を維持。いつも通りいわゆる「マーマレード」のような仕上がりになりました。よかったー\(^o^)/

 小瓶でちょうど5つできました。1瓶残して後はおすそ分けします。

 紅茶に入れたり、パンにつけたり、ヨーグルトに添えたり、ほかのお菓子作りに使ったりして、いろいろ楽しみたいと思います。

 いい村さん、ゆずをたくさんありがとうございました(^O^)/

 

 

 

 

2017年12月07日

霜柱

 

 栃木の冬は生まれ育った福岡と比べ、冷え込み方が違います。空気が乾燥していてキンキンに芯から冷え込む感じです。朝早く外に出ると、一面に霜が降りて白くキラキラ輝いてとてもきれいです。そして冷気で鼻の中がツーンとします(笑)

 そんな朝はなんといっても霜柱!!福岡でも、私が子どもの頃は結構見ることができたのですが、温暖化の影響でしょうか、今ではもう滅多に見ることができなくなりました。当時は霜柱をザクザク踏みながら登校するのが、子どもたちの楽しみでしたね。

 その霜柱がここ栃木では毎日のように見られるのです!しかも自分の庭で!

 もうザクザクし放題ですよ~(=^▽^=)

 

 で、後になって靴裏の凍った泥が溶け、どろどろになってるのを見て、軽く後悔するのです。

 

(私が悪かった。大人げもなくはしゃいだ私が悪うございました。(T_T)) 

 と。

 

しかし、また霜柱を見ては同じことを繰り返すのでありました。

 

「霜柱を踏まずにはいられない」

 

それは、「梱包材のプチプチをつぶさずにはいられない」と同様に、ある意味中毒性をもっているのかもしれない・・・。

2017年12月07日

シクラメン


 11月末頃、そろそろシクラメンの出荷時期だなぁと思い、いつもお世話になっている益子の「高橋シクラメン園芸」さんのところへ行ってきました。

 直売はやっていますがお店があるわけではないので、一面ハウスです。シクラメン以外にもクレマチス(ビエネッタ種)やスカビオサなどちょっと変わった植物を育てています。

 ここのシクラメン達は一鉢一鉢とても丁寧に育てられているので、葉がみっちりとして花付もよく、ちゃんと面倒をみてあげれば翌年の春過ぎまで花を楽しむことができます。私のところのシクラメンはなんと5月まで咲いていました。小ぶりのガーデンシクラメンに至っては花をつけたまま夏を越し、秋を越し、ついに一年中花を付けたまま、また今シーズンを迎えています。今年の夏は冷夏だったので持ちこたえたのでしょうが、驚きですね~。

 お花は毎年実家や親戚に送って大変喜ばれています。買いに行くのも目的ではあるのですが、栽培されている高橋さんやスタッフさんたちとお話しするのも大きな楽しみの一つです。高橋さんは、とにかくにこにことして元気がいいです。そしてものすごく働き者で研究熱心な方です。いつも高橋さんに会うと、(私ももっとがんばらないとなぁ)と思わずにはいられません。

 ハウスに入るとシクラメンの香りにまず驚きます。ふわっと包み込まれるようなやさしい香り。そして目の前には一面のピンク。赤や白。単色のものからグラデーションになっているもの、白と赤がドレスのようになったものまで様々な種類があり、選ぶのにとても迷います。8年近く来ているのですが毎回時間を忘れてじっくり見入ってしまします。

「三戸ちゃんがどんなの選ぶのか見てるからね」

にこにこしながら軽くプレッシャーをかけてこられます(笑)

そう言われると、さらに第三の目を開くような気持ちで、葉のみっちり具合や花付、茎、長く楽しめるようにつぼみの数が多いかなど、ハウスの中を行ったり来たり。

 そして渾身の6鉢を選び抜きました。

 「大分選ぶのうまくなったね」

 ほっとする私。

 高橋さんに形を整えもらうと、さらにシャキッと美しくまとまるので、その手際の良さに「プロだなあ」と関心してしまいます。

 今年もハウスいっぱいのシクラメンを鑑賞し、元気もりもりの高橋さんと楽しいお話ができて、私も元気になりました!

 クリスマスシーズンに向けて出荷の最盛期を迎えますが、お身体に気を付けてくださいねーヽ(^o^)丿

 

 


2017年12月07日

猫、病院に行く

 

 先日、冬本番を迎える前に、愛猫くーちゃんをシャンプーしておこうと思いシャワールームへ。

 猫はもともと砂漠地帯に住んでいたので水に濡れるのを嫌います。毛が水をはじかないらしい。

 うちのくーちゃんも例に違わずシャンプー嫌い。シャワールームに入った時点で、私の背中に爪を立てて張り付いて下りようとしません(^_^;) 嫌いなんだわねえ。

 それでもむんずっと首根っこをつかんでおろし、足元から暖かいシャワーで濡らしていきます。

 いつものことながらこの世の終わりのような鳴き声で、必死の抵抗をみせるくーちゃん(ご近所さんに虐待していると思われるーー(>_<))

 ムツゴロウさんばりになだめながら(あれ?ムツゴロウさんて今の子はもしや知らない?)自分もびしょびしょになりながらも何とか洗い終えて、タオルでふきふき。

 この頃にはくーちゃんもシャワーが終わったことを悟るのか、猫なで声で「怖かったよー。早く乾かしてよー」と訴えてきます。(いやほんとはもっとひどいこと言っているのかもしれませんがね。)

 タオルで拭きつつドライヤーで乾燥。おおよそ乾いたら素手で毛を逆なでるようにして毛の奥まで乾燥。寒い時期はしっかり乾かさないと、風邪ひいちゃいますからね。

 お腹を触っているとき、

 くりっ

 「ん?」

 もう一度注意深く触ってみる。

 くりっ

 ぞっとしました。その感触は以前も触ったことがあるものでした。

 それはくーちゃんの前に飼っていた猫にもあったものです。

 「腫瘍」いわゆるガンです。

 目の前が暗くなるのを感じながらも、他に似たものがないか、両あごの下や足のリンパ節を確認。幸いそこは腫れていません。

 早く病院に連れて行かねば!と思いつつも、シャワーを終えてくたくたのくーちゃんを、さらに病院に連れて行くのは負担がかかりすぎると思い、翌日行くことに。

 次の日になり、またしても嫌がるくーちゃんを猫キャリーに入れて(キャリー=病院=怖いとこ。と思ってしまっている)行きつけの動物病院へゴーです。もう道中も病院での待ち時間も気が気ではありませんでした。

 先生に呼ばれて、いざ診察室へ。今度はキャリーから出るのを嫌がるくーちゃん。余談ですが、いつもスタッフさんと二人がかりで「いやにゃー!出たくないにゃー!」とくーちゃんのものまねをしながら出します。

 さて、事情を説明して触診へ。

「ん~~んん~~?」くーちゃんのお腹を片手で絞るように触りながら、首をかしげる先生。

ビビる私とくーちゃん。

先生「特に気になるところはありませんねえ」

私 「いやいや、確かにしこりっぽいものがあるんです。」

 くーちゃんのお腹を触ってくりっとするところを指で押さえ、

私 「ここ!おへそのあたり!!」

  !!おへそ!?

  自分で言ってはっとしました。

私 「・・・もしかしておへそですか?」おそるおそる。

先生「んー。おへそというか避妊手術の痕っぽいです。まれに閉じた痕がヘルニアのようにぽこっと出ることがあるのです。」

その時その言葉を聞いた瞬間、私はデジャヴを感じました。

あれ?今のフレーズなんか聞き覚えがある・・・。

そう、あろうことか私は数年前、予防接種の際だったか、同じことを聞いていたのでした・・・。

 

全く覚えていませんでした!(>_<)!

 

あー。物忘れがひどいわぁー。

結果、「心配することはない。経過観察で。」ということで何事もなく家に帰ってきたのでありました。

くーちゃんはというと、キャリーから出るとすぐに怒りの爪とぎをバリバリして家の中を走り回っていました。そんな荒ぶるくーちゃんに、侘びの意味も込めて大好きなチャオ○ュールを奉納したのでございました。

鎮まりたまえ~\(゜ロ\)(/ロ゜)/ かしこみかしこみ~

ごめんね。くーちゃん(笑)

 

2017年12月06日

栃木の工芸展2017終了


 益子「やまにギャラリー緑陶里」でのグループ展が終了しました。

 会期中ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。また、台風の中、足元の悪い中おいでくださった方にも心より感謝申し上げます。「やまに」スタッフの皆様も連日大変お世話になりました。

 陶器市中は、県内外から多くの方が来られて町中大変な賑わいでした。私も会場にいた日は、昼食がてらテントを見て歩き(屋台を食べ歩き?)、ちょっぴりですが、陶器市気分を満喫しました。

 展覧会では、会場で他の作家さんと話したり、お客様から要望をお聞きすることで、新しい作品の発想につながることがとても多いです。普段工房に閉じこもって黙々と作業していると、どうしても自分だけの視野でしか物を見れなくなってしまいがちなので、自分以外の方の考えや意見を聞くのはとても刺激になりますね。

 ただ、一日家を空けると、工房猫のくーちゃんがすねて部屋やスリッパを荒らしていることがあり、玄関のドアを開けるのがちょっとドキドキだったりします(笑)。この前も、スリッパが、ありえない場所から発見されたりしました。絵付け用の筆なども、何度毛先をむしられボロボロにされたことか・・(T_T)

 次の展示会は、来年5月中旬から「クラフトやまに・ギャラリー暁」での個展を予定しております。こちらもまたどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

2017年11月16日

本日は晴天なり

 ピーッ ピーッ ピーッ

 洗濯機が完了の音を鳴り響かせる平和な朝。パタパタと脱衣室に向かった私の足はパタリと止まった。

 (ん?水?)

 脱衣室の前の廊下に一際大きな水たまり。

 (えっ!?くーちゃん粗相??)

 いやいやそれにしては量が多すぎ・・・

 視線が奥の脱衣室に向かう。そこには一面の浅瀬が広がっていた。

「おにゃあああああああああああああーーーーーーーーーーー」

 朝からご近所迷惑な叫び声を上げてしまいました。

 

 浅瀬は、くーちゃんが洗濯機の排水ホースを排水溝から外してしまったため、全ての水が脱衣室に流れ出たのが原因でした。(号泣)

 わたわたと拭いては絞り、拭いては絞り。30分くらいかけて掃除をし、扇風機をかけて乾燥させました。

 ・・・晴れの日でよかった。

 以前から洗濯機の排水音が気になるのか、ホースにちょっかいを出すくーちゃんの姿を目にはしていたものの、外されることはないだろうと思っていたのですが、甘かったです。日々知恵がつき、手先が器用になっていっている気がします。 

 その後、排水ホースは固定し直しました。

 くーちゃん本人はというと窓辺でぽかぽか日なたぼっこして素知らぬ顔です。

 何でしょう。この平和なオーラは。

 とりあえず顔をぐりぐりとおにぎりの刑に処しました。

 

2017年09月18日

ゲロテロリスト

 いきなり何のことですか(汗)とツッコミが来そうなタイトルですが、これは我が家における愛猫くーちゃんの別名です。(実名クー・チャン→チャンまで名前)

 いつものカリカリごはんだけならばあまり吐くことはないものの、くーちゃんは猫草が大好きで、まず朝起きたら寝起きの猫草はみはみ、昼も夜もとにかく猫草をはみはみしまくっているのです。この草、新芽のころは大丈夫なのですが、数日が過ぎるころにはトウが立ち始めて堅くなり消化が悪くなるためよく吐き戻すようになるのです。そしていたるところに・・・。かといって草を与えないとストレスがたまるのかビニールを食べ始めてしまうので、例えテロを起こす原因であったとしても猫草を与えないわけにはいかないのです。(ちなみにうちの子は完全家猫なので外で草を食べるということはありません。)仕事柄、粘土が乾かないようにビニールは必要不可欠ですし、一応できる限りビニールものは布でくるむなどの努力はしているのですが・・・。

 同じく陶芸家で猫を飼っている方に聞くと結構ビニールを食べてしまう子は多いようです。中には布を食べる子もいるそうです。腸に詰まったりしないでおくれよ~(>_<)

 ちなみにゲロテロリストという言葉は、猫作家”ゴーあや”さんのイラストに描かれた、猫の図書館の本棚に並ぶ本の題名の1つです。この題名を見つけた時、思わずツボりました。ゴーあやさんわかってる!!

2017年09月17日

デストロイヤー

 先日ダメ出しをされた写真を撮り直そうとカメラをいじっていたところ、バッテリーの残量が異様に少なくなっていたので充電

   ↓

充電完了しバッテリーをカメラにセット

   ↓

電源ON

   ↓

ウィ、ウィ―ーーーン (開く音)

ウィ、ウィ―ーーーン (閉じる音) 

 んあ!?

再度チャレンジするも表示されるのは「充電してください」の文字

どうやらバッテリーがダメになってしまった様子です(T_T)

物が次々にダメになることが続くと「デストロイヤー綾乃」と呼ばれていた弟子入り時代のあだ名を思い出します(T_T)なぜか昔から機械ものと相性がよくありません。

猫との相性はいいのですが・・・

 

2017年09月03日

写真撮り

今日一日かけて作品の写真撮り(HP用)をやりました。

開始早々

三脚の足が折れましたああああああ\(゜ロ\)(/ロ゜)/

とりあえずテープで補強して使用するも撮影中にじりじりと開いていく我三脚はあこがれの180度開脚をやってのけたのでありました。

それでも何とか取り終えたものを旦那に見せたら

「全部暗い!!全部撮り直し!!」

三脚の足とともに私の心も折れました(T_T)


2017年08月30日

ブログ始めました

どれくらい更新できるか心もとないところですが、自分らしくゆるゆると更新してまいります。

2017年08月26日